守護霊に恥じない行動を

運命は心がけ次第、行動次第で変わっていくもの。卑屈な感情を抱いたり、卑怯な行動を取ったりしていれば、運命は悪い方向へと向いていきます。なぜなら、私たちには皆、守護霊がついていて、行動も感情もすべて見られているからです。守護霊はもちろん、私たちが幸せになることを望み、守り、導いてくれる存在ですが、悪い心を持つ者に対しては厳しく罰する一面を持っています。
これはある意味、実際の親子関係と似ています。子供が悪いことをしているのに、甘やかし、ご褒美をあげるような親はいませんね。いたら、親失格といえるでしょう。守護霊は私たちの魂の親のようなもの。よいことをすればちゃんとご褒美を用意してくれますが、悪いことをしたら、怒る代わりに罰を与えます。それは貴女の実生活の中で、失恋や孤立、大きな失敗などの挫折として現れるでしょう。あまりにそれらが続いたら、守護霊の怒りを買うような行動を取っていないか、守護霊に恥じるような感情を抱いていないか、自分の行動や感情を振り返ってほしいのです。
ただ、誤解をしないでいただきたいのは、こういった場合でも、守護霊は貴女を苦しめようとして罰を与えているのではないということ。守護霊は決してそんな怖い存在ではありません。親が子を叱るのと同じように、正しい道に戻ってもらいたいからこそ、「その思いは、その行動はまちがっていますよ」と教えるために罰を与えるのです。挫折を味あわせることで、貴女の「気づき」を期待しているのです。
それに気づかず、「私がこんなに不運続きなのは○○のせいよ」と、誰かや社会に責任をなすりつけてはいけません。こうなってくると、次第にオーラが曇り、邪悪な「気」を呼び寄せるようになってしまいます。
人はみなオーラを発し、気に包まれて生きています。心身ともに健全な状態ですと、オーラは輝き、よい気に包まれます。逆に心身が病んでいると、オーラが曇り、邪悪な気に包まれるようになってしまうのです。
そして、それがさらに悪化すると、今度は悪霊や低級霊に取り憑かれてしまう恐れも。悪霊や低級霊は邪悪な気を好みます。その人を包む気の邪悪さが濃ければ濃いほどに、悪霊や低級霊を呼び寄せるわけです。守護霊が守ってくれようとしますが、憑依霊の力の方が強い場合もあります。霊に憑依されると、単なる挫折や不運を超えた、大きな苦しみが待っています。霊能者に除霊してもらうしか道はありません。
いささか恐ろしい例を挙げましたが、貴女の心がけ次第では、守護霊がしっかり貴女を守り、幸せな方向へと導いてくれます。守護霊の恩恵を十分に受けられるよう、守護霊に恥じない行動・感情を心がけてください。