春の不調に更年期障害が拍車を掛ける理由

春は暖かくなり、花がほころぶステキな季節ですが、体調を崩す方も多くおられます。とりわけ更年期を迎えた女性には深刻な影響が出やすいもの。このコラムではそのスピリチュアルな理由や対策をご紹介したいと思います。
春の不調に更年期障害が拍車を掛ける理由
春は天候が不安定で体が追い付かなくなるときがあります。そして陰の気が強い冬から陽の気が高まって行く季節なので、霊的にも肉体的にも切り替えがうまく行かず陰陽バランスを崩す方も。さらに更年期の方はホルモンバランスが変化しますので、春の不調と重なることで悪化しやすいのです。
春不調も更年期も霊的には適応過程・進化に至る道
春にけだるくなる、眠くてつい寝てしまう、五月病になるなどは、気の変化に適応しようとしているだけのこと。あせる・落ち込む必要はありません。そんな時期なのだと割り切って自分にやさしくしながらやり過ごしましょう。
更年期に対しても、「季節は春なのに、わたしはわが世の春から遠ざかって行く」などという悲観的な心配はご無用。なぜなら、閉経などの体の変化はエネルギーの中心が子宮から頭部(精神・心)に移行することを意味しているからです。精神・心は魂が司る領域にありますので、スピリチュアルな意味では、人生でもっとも輝く状態に進化すると言えます。
気付きを得て、意識をポジティブ変換することでよい引き寄せが起こり、まずは霊的に、やがては心身も安定化に導かれることでしょう。更年期「障害」でなく、本当は更年期「進化」ともいうべき現象なのですから。
更年期症状を緩和へと導くスピリチュアル対策
更年期の不調には、以下のような霊的対処法があります。
スピリチュアルワーク
まず、座禅を組むか、近い姿勢で座ります。そして、子宮から光の玉が背骨に沿って頭部に昇って行く様を想像しましょう。子宮からつぼみが昇りながら膨らんで、頭部に達して花開く、子宮にいる龍が頭部に昇って行くなど、好みのイメージで反復してみてください。
ウォーキング
本当は裸足になって土の上に立ち、大地=地球のエネルギーを感じるグラウンディングができるとよいのですが、春はまだ土が冷たいことも多く、都会に住んでいる方はなかなか実行しにくいので、代わりにウォーキングをしましょう。一歩ごとに地面からエネルギーを吸収するイメージで歩いてみてください。
創造力を発揮する
チャクラの関係から言えることなのですが、創造性から遠ざかると更年期の症状が悪化しやすいので、何かしら創造力を発揮してみましょう。絵を描く、文章を書く、手芸作品をつくる、絵になる画像を撮影する、新しいレシピを考案するなど、何でも構いません。アート鑑賞でもよいでしょう。
上記のすべてでも、ピンときたものだけでもよいので、とにかく気軽に、気長に実行してみてください。
最後に。更年期の変化を経ても、女性は死ぬまで女性。女性性は大切に。和やかさと柔軟性を心掛け、美意識を維持しましょう。